英検準一級の一次試験において、リスニングは合否を大きく左右するパートです。
リーディングやライティングと異なり、音声が流れるペースに合わせて瞬時に情報を処理しなければならないため、多くの受験者が苦手意識を抱えやすい分野でもあります。
しかし、出題パターンや解答の流れをあらかじめ把握しておけば、本番での焦りは大幅に軽減できるでしょう。
この記事では、英検準一級リスニングの攻略に必要な情報をまるごとお届けします。
- 3つのパートごとの問題形式と出題傾向
- CSEスコアの配点から逆算した目標正答数の考え方
- 選択肢の先読みやメモ取りなどの実戦テクニック
- シャドーイングやディクテーションを中心とした日常学習法
- 試験直前から当日まで活用できる準備のポイント
リスニングは対策の方向性さえ間違えなければ、着実にスコアを伸ばせる技能です。
ぜひ最後まで読み進めて、合格につながる学習プランを組み立ててみてください。
英検準一級のリスニングは出題傾向の理解と聞き方の練習で得点が伸びる
英検準一級のリスニングは、闇雲に英語を聞き流すだけでは思うようにスコアが上がりません。
得点を効率よく伸ばすためには、まず試験の出題傾向を正しく理解したうえで、パートごとに異なる「聞き方」を練習していくことが欠かせません。
準一級のリスニングで求められる力は、大きく分けると「音声を正確に聞き取る力」と「聞いた内容を素早く整理して正解を選ぶ力」の2つに分かれます。
| 求められる力 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 音声を正確に聞き取る力 | ナチュラルスピードの英語を、語句の省略や連結も含めて理解する |
| 情報を整理して正答を選ぶ力 | 聞き取った内容と選択肢を照合し、言い換え表現にも対応する |
この2つの力をバランスよく鍛えるための学習の全体像と、本番で実力を発揮するための心構えについて、以下のセクションで具体的に見ていきましょう。
英検準一級のリスニングで合格に近づく学習の全体像
リスニング対策を始める前に、学習のロードマップをイメージしておくと、日々の取り組みに迷いが生じにくくなります。
最初に取り組みたいのは、過去問を1回分通して解き、自分がどのパートでつまずくのかを客観的に把握する作業です。
現状の弱点がわかれば、そこに重点的に時間を割り振れるため、限られた学習時間を有効に活用できます。
全体的な学習の流れとしては、基礎固めから実戦演習へとステップアップしていく進め方が効果的です。
- 過去問1回分を通しで解いて弱点パートを特定する
- シャドーイングとディクテーションで聞き取り精度を底上げする
- パート別の演習で出題パターンに慣れる
- 模擬テスト形式で時間配分と集中力の持続を訓練する
弱点の把握から始めることで、「とりあえず全部やる」という非効率な学習を回避しやすくなるでしょう。
試験本番で力を発揮するための前提となる考え方
リスニング試験では、放送される英語のすべてを完璧に聞き取ろうとする必要はありません。
英検準一級の音声はナチュラルスピードで読まれるため、一語一句を追いかけようとすると、肝心の内容理解がおろそかになりがちです。
大切なのは、「設問で何を問われているか」を意識しながら、答えに関わる情報を優先的にキャッチする姿勢を持つことです。
準一級は大学中級程度のレベルとされ、社会生活で必要な英語を理解し使いこなせる力が試されます。
リスニングにおいても完璧な聞き取りより「要点を正しくつかめるか」が重視されているため、以下の意識を持って臨むことが重要です。
- 一語一句の聞き取りにこだわらず、設問の答えに関わる情報を優先的にキャッチする
- 聞き逃した部分に引きずられず、次の問題に素早く意識を切り替える
- 放送中は「何が問われているか」を常に頭の片隅に置きながら聞く
英検準一級のリスニング試験の形式と全体の流れ
英検準一級のリスニングは、3つのパートで構成されており、問題数は合計29問、試験時間はおよそ30分です。
筆記試験(リーディング・ライティング)が終わった直後に、休憩を挟まずそのまま開始されるため、筆記の段階から集中力の配分を意識しておく必要があります。
すべての音声は1回しか放送されず、各設問の解答時間は10秒と非常にタイトに設定されています。
| パート | 問題形式 | 設問数 | 放送回数 |
|---|---|---|---|
| 第1部(Part 1) | 2人の会話+質問 | 12問 | 1回 |
| 第2部(Part 2) | パッセージ+質問2問 | 12問 | 1回 |
| 第3部(Part 3) | Real-Life形式+質問 | 5問 | 1回 |
この全体像を事前に頭に入れておくだけでも、試験中の見通しが立ちやすくなり、余裕を持って取り組めるようになるでしょう。
以下では各パートの詳細と制約条件について順番に見ていきます。
試験全体のなかでリスニングが行われるタイミング
英検準一級の一次試験は、筆記90分+リスニング約30分で構成されており、合計約120分の長丁場になります。
リスニングの音声は、筆記試験の制限時間が終了した直後に会場全体へ一斉に放送が開始される仕組みです。
つまり、筆記パートの終盤で頭をフル回転させたあと、そのままの状態でリスニングに突入することになります。
筆記試験を早めに終わらせてリスニングの準備に充てることが可能なため、時間配分の工夫が戦略上の大きなポイントになるでしょう。
- 筆記90分のうち、リーディングとライティングの時間を自分で配分する
- 筆記を早めに切り上げて、リスニング選択肢の先読みに時間を使う
- 休憩が入らないため、集中力を90分間すべて筆記に使い切らない
こうした時間管理は、リスニングのスコアに直接影響するため、普段の演習から意識しておくことが重要です。
設問数29問と放送時間およそ30分の内訳
リスニング全29問の内訳は、第1部と第2部がそれぞれ12問ずつ、第3部が5問という構成になっています。
第1部は1つの会話につき1問が出題され、会話は全部で12セット放送されます。
第2部は1つのパッセージにつき2問が出題される形式のため、パッセージは全6本です。
第3部は状況説明と質問が問題冊子に印刷されており、放送されるアナウンスを聞いて解答するReal-Life形式が5問出されます。
パート別の読み上げスピードにも違いがあり、会話やアナウンスは1分あたり約150語、パッセージは約110語のペースで読まれます。
| 音声の種類 | 1分あたりの語数 | 該当パート |
|---|---|---|
| 会話・アナウンス | 約150語 | 第1部・第3部 |
| パッセージ(説明文・論説文) | 約110語 | 第2部 |
音声のスピードがパートによって異なるため、それぞれのテンポに慣れておくことが対策の基本となります。
1回しか流れない放送と10秒の解答時間という制約
英検準一級のリスニングで2級までと大きく異なるのが、音声が1回しか放送されないという点です。
2級までは放送が2回流れるため、1回目で概要をつかみ2回目で確認するという戦略が使えましたが、準一級ではその余裕がありません。
さらに、各設問の解答時間はわずか10秒しか設けられていないため、放送を聞きながらリアルタイムで正答の目星をつけておく必要があります。
- 音声が1回のみのため、聞き逃しをリカバリーする手段がない
- 10秒以内にマークシートを塗りつぶす判断力が求められる
- 迷ったときは直感で選び、次の問題の先読みに切り替える
第3部だけは放送前に10秒間の読み取り時間が別途与えられるものの、基本的には「一発勝負」の緊張感のなかで解答を進めることになります。
この制約に対応するには、普段の演習でも必ず1回再生のみで解く習慣をつけておくとよいでしょう。
英検準一級のリスニングでパート別に出題される問題内容
英検準一級のリスニングは3つのパートで構成されていますが、それぞれの問題形式や求められるスキルは大きく異なります。
第1部は日常的な会話の理解力、第2部はまとまった英文の論旨把握力、第3部は実生活に即した情報処理力が問われるため、パートごとに異なるアプローチを身につけることが得点アップへの近道です。
| パート | 主な出題場面 | 特に求められるスキル |
|---|---|---|
| 第1部 | 日常会話・職場での会話 | 話者の意図や次の行動を推測する力 |
| 第2部 | 学術的・社会的なトピック | 論旨の展開を追いながら要点を整理する力 |
| 第3部 | 留守電・案内放送など実生活の場面 | 条件に合致する選択肢を素早く絞り込む力 |
各パートで何が問われるのかを理解しておくと、音声を聞く際に意識すべきポイントが明確になります。
第1部の2人の会話を聞いて答える問題
第1部では、男女2人による100語前後の短い会話が放送され、その内容についての質問に答えます。
会話の場面は友人同士の雑談、職場での打ち合わせ、店員と客のやり取りなど幅広く、日常的なシチュエーションが中心です。
質問のパターンとしては、話者がこの後どうするか、会話からわかる事実は何かといった内容が多く見られます。
注意が必要なのは、答えが会話中に直接述べられるとは限らず、文脈から推測して導く問題も含まれている点です。
- 友人・家族との日常会話が全体の半数以上を占める
- 職場の同僚間や、店員と客のやり取りも頻出する
- 話者の「次の行動」や「状況への対処法」を問う質問が多い
会話文は短めですが、2人の発言を総合して判断する必要があるため、片方の発言だけに引きずられないよう注意しましょう。
第2部の長めのパッセージを聞いて答える問題
第2部では、150語前後の説明文や論説文が1本ずつ放送され、それぞれに対して2つの質問が出されます。
テーマは科学技術、歴史上の人物、環境問題、動物の生態など多岐にわたり、大学の教養課程で扱われるようなアカデミックな内容が中心となっています。
2つの質問はパッセージの前半と後半から1問ずつ出される傾向があるため、冒頭から結末まで集中力を切らさずに聞き続ける持久力が求められるでしょう。
過去問を分析すると、第2部で取り上げられやすいテーマにはいくつかの傾向が見られます。
- 科学技術の発展や新しい研究の成果
- 歴史上の人物・事件にまつわるエピソード
- 動物の生態や環境問題に関する議論
- 教育制度や社会的な課題についての論考
第2部は多くの受験者が最も難しく感じるパートであり、質問文も選択肢も音声で読み上げられるため、集中が途切れると一気に失点しやすくなります。
パッセージ全体の「話の流れ」を大きくつかむ意識が、正答率を左右するカギとなるでしょう。
第3部のSituationを読んでから聞くReal-Life形式の問題
第3部は、他のパートとは出題形式がまったく異なるReal-Life形式の問題です。
問題冊子にはSituation(状況設定)とQuestion(質問)があらかじめ英語で印刷されており、放送前に10秒間の読み取り時間が与えられます。
受験者はその条件を頭に入れたうえで、留守番電話のメッセージ、店舗のアナウンス、電話の自動応答ガイダンスなどを聞き、条件に合致する選択肢を選ぶのが基本的な解答プロセスです。
- 放送前に10秒間でSituationとQuestionを読む時間がある
- 実際の生活場面で遭遇するようなアナウンスや案内が題材になる
- 複数の条件を同時に満たす選択肢を絞り込む判断力が問われる
第3部はわずか5問ですが、条件の読み取りが不十分だと正答にたどり着けないため、Situationを正確に読み解くスピードが重要になります。
2級までと比べて初めて感じる難しさ
英検2級に合格してから準一級の対策を始めた受験者の多くが、リスニングの難易度の跳ね上がりに戸惑いを感じます。
その最大の要因は、先述のとおり放送が1回限りになることですが、それだけではありません。
使用される語彙のレベルが上がることに加え、放送文と選択肢の間で同じ意味を異なる表現で言い換える「パラフレーズ」が多用されるようになる点も、2級との大きな違いです。
| 比較項目 | 2級 | 準一級 |
|---|---|---|
| 放送回数 | 2回 | 1回 |
| 語彙レベル | 高校卒業程度(約5,000語) | 大学中級程度(約7,500〜9,000語) |
| 言い換え表現 | 少ない | 頻出(放送文と選択肢で表現が異なる) |
| 第3部のReal-Life形式 | なし | あり |
こうした違いを事前に理解しておくことで、「聞き取れない」原因が語彙不足なのか、パラフレーズへの対応力不足なのかを切り分けやすくなります。
弱点を特定してから対策に取りかかるほうが、限られた学習時間を効率よく使えるでしょう。
英検準一級のリスニングで合格点を狙うための目標スコア
英検準一級の合否は素点ではなくCSEスコアで判定されるため、単純に「何問正解すれば合格」とは言い切れません。
ただし、過去の受験データをもとにしたおおよその目安は存在しており、学習の目標設定に活用できます。
リスニングでどの程度のスコアを確保すべきかを具体的に把握しておくと、リーディングやライティングとのバランスを考えた戦略が立てやすくなるでしょう。
- CSEスコアはリーディング・リスニング・ライティングの3技能に均等配分される
- 一次試験合格には3技能合計で1,792点が必要
- 苦手技能があると合計スコアが大きく落ち込むため、バランスの取れた得点が重要
以下では、CSEスコアの仕組みと、リスニングで目指したい具体的な正答数の目安について詳しく解説します。
CSEスコアで750点満点という配点の仕組み
英検準一級の一次試験では、リーディング・リスニング・ライティングの3技能それぞれにCSEスコアが750点ずつ割り振られています。
「技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています。」
リーディング31問、リスニング29問と問題数に差があっても、CSEスコア上は同じ750点満点として扱われるため、リスニングの1問あたりがスコアに与える影響はリーディングよりやや大きくなります。
なお、CSEスコアは統計的手法(IRT)で算出されるため、同じ正答数でも回によって変動する点には注意が必要です。
- 3技能すべてが750点満点で、合計2,250点満点
- 問題数ではなく技能単位で均等にスコアが配分される
- 回ごとの難易度や受験者全体の正答状況によりスコアは変動する
一次試験全体に占めるリスニングの比重
一次試験の合格基準スコアは2,250点満点中1,792点に設定されており、この数字は毎回固定です。
1,792点を3技能で均等に割ると約597〜598点となるため、各技能でこのラインを超えられれば合格圏内に入る計算になります。
リスニングは全体の3分の1にあたる750点分を占めており、リーディングやライティングと同等の重みがあるという点を軽視してはいけません。
| 技能 | CSEスコア満点 | 合格ラインの目安(均等割り) |
|---|---|---|
| リーディング | 750点 | 約598点 |
| リスニング | 750点 | 約598点 |
| ライティング | 750点 | 約598点 |
| 合計 | 2,250点 | 1,792点(固定) |
ライティングはCSEスコアの伸びが大きい傾向があるため、ライティングで貯金をつくりリスニングの負担を減らす戦略も有効です。
ただし、リスニングのスコアが極端に低いと他技能でのカバーが困難になるため、最低でも600点前後は確保しておきたいところです。
素点で目指したい正答数の目安
CSEスコアは毎回変動するため確定的な数字は出せませんが、過去のデータから導かれるおおよその目安を知っておくと、日々の演習で到達度を測りやすくなります。
リスニング29問中、合格ラインとなるCSE600点前後を狙うには、おおむね19〜20問以上の正答が必要とされてきました。
より安定して合格を目指すのであれば、7割にあたる21問正解を目標にするのが現実的でしょう。
- CSE約600点のラインは素点で19〜20問前後が目安
- 安全圏を狙うなら7割(21問)以上の正答を目標にする
- ライティングで高得点を見込める場合はリスニング18問前後でも合格の可能性がある
あくまで参考値ではあるものの、演習を重ねるなかで「コンスタントに21問以上取れるか」を自己チェックの基準にすると、合格までの距離を把握しやすくなります。
英検準一級のリスニングで点数を伸ばすための解答テクニック
リスニングの得点を引き上げるうえで、地力としてのリスニング力を鍛えることはもちろん大切ですが、試験特有のテクニックを身につけるだけでも正答率は変わります。
とりわけ効果が大きいのが、音声が流れる前に選択肢を読んでおく「先読み」と、放送中に要点だけをメモする習慣です。
これらのテクニックは知識として知っているだけでなく、普段の演習で繰り返し実践することで初めて本番に活かせるようになります。
- 先読みで放送内容の予測精度を高める
- パートごとに先読みのやり方を変える
- メモは最小限の情報に絞り、聞くことへの集中を妨げない
以下のセクションでは、それぞれのテクニックの具体的な手順を解説します。
筆記試験の時間を使って選択肢を先読みする手順
英検準一級ではリスニング開始前に「選択肢を見ておく時間」が公式に設けられているわけではありません。
しかし、筆記試験(リーディング・ライティング90分)を早めに終わらせることで、残りの時間をリスニングの先読みに充てられます。
先読みでは、まず第3部のSituation・Questionを確認し、次に第1部・第2部の選択肢にざっと目を通しておくのが効率的です。
| 優先順位 | 先読みする内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 第3部のSituation・Question | 条件の把握が正答率に直結するため |
| 2 | 第1部の選択肢 | 会話の場面を予測するヒントになるため |
| 3 | 第2部の選択肢 | トピックの方向性を推測できるため |
筆記で10〜15分程度の余裕をつくれれば、リスニング全パートの選択肢を一巡できます。
この習慣を普段の演習に取り入れると、本番でも自然と先読みの動きができるようになるでしょう。
第1部と第2部で内容を予想するための選択肢の読み方
選択肢を先読みする際に意識したいのは、単に文字を追うのではなく、「どんな話が流れてきそうか」を予測する読み方をすることです。
第1部の場合、選択肢に動詞の原形が並んでいれば「次に何をするか」を問う質問が来ると予想できますし、選択肢が理由を示す内容であれば「なぜ〜か」を問われる可能性が高いと見当がつきます。
第2部では、4つの選択肢に共通するキーワードからパッセージのテーマを推測するのが有効です。
- 選択肢に行動を示す語句が多ければ「What will ~ do?」型の質問が来やすい
- 選択肢に理由や原因を示す語句があれば「Why ~?」型を予想する
- 4つの選択肢に共通する分野(科学、歴史、環境など)からトピックの方向性をつかむ
こうした予測ができていると、音声を聞くときに「何に注意して聞けばよいか」が明確になり、情報の聞き取り精度が格段に上がります。
第3部で状況設定の条件に下線を引きながら絞り込む方法
第3部のReal-Life形式では、放送前の10秒間でSituationとQuestionを読み切ることが正答率を大きく左右します。
Situationには「あなたは○○という状況にいる」「△△という条件がある」といった設定が記載されており、その条件に合致する選択肢を選ぶのが基本的な解答プロセスです。
10秒間で効率よく情報を把握するためには、Situationの中の条件部分(曜日、金額、場所などの具体的な制約)に下線を引く習慣をつけると見落としを防げます。
- Situationの中の「制約条件」に下線を引く(予算、時間帯、場所など)
- Questionが求めている情報(何をすべきか、どれを選ぶかなど)を明確にする
- 放送を聞きながら、条件に合わない選択肢をひとつずつ消去していく
第3部は5問しかないものの、得点源にしやすいパートでもあります。
条件の読み取りを正確に行う練習を重ねれば、本番でも落ち着いて対応できるようになるはずです。
放送中にメモを取る場所と書き留める内容の選び方
リスニング中に問題冊子の余白へメモを取ることは認められていますが、すべてを書き留めようとすると聞く作業に支障をきたします。
メモの目的はあくまで「正答にたどり着くための補助」であり、聞くことそのものへの集中を最優先にすべきです。
書き留めるべき内容は、数字(日付、金額、時間帯)や固有名詞(人名、地名、組織名)など、記憶から消えやすい情報に限定するのが効果的でしょう。
- 数字や固有名詞など、記憶に残りにくい情報だけを簡潔にメモする
- メモは略語や記号を使い、書く時間を最短にする
- 会話の「流れ」や「結論」は頭の中で整理し、メモには頼らない
メモに気を取られて放送の肝心な部分を聞き逃してしまっては本末転倒です。
演習の段階でメモを取る・取らないの両方を試してみて、自分に合ったスタイルを見つけておきましょう。
英検準一級のリスニング力を底上げする学習法
テクニックだけでは対処しきれない場面も多いため、土台となるリスニング力そのものを引き上げる学習も欠かせません。
リスニング力の向上には時間がかかるものの、正しい方法で継続すれば着実に成果が表れる技能でもあります。
ここでは、英検準一級の合格者が実際に取り入れていることの多い、代表的な4つの学習法を紹介します。
| 学習法 | 主に鍛えられる力 |
|---|---|
| シャドーイング | 音声認識力・発音・リズムへの対応力 |
| ディクテーション | 細部の聞き取り精度・弱点の可視化 |
| イメージ化トレーニング | 和訳を介さない直接理解力 |
| 強勢語キャッチ | 大意をつかむスピード・情報の取捨選択力 |
これらの学習法を組み合わせることで、聞き取りの「精度」と「速度」をバランスよく伸ばせるでしょう。
- 音声を追いかけて発声するシャドーイングの取り入れ方
- 聞いた英文を書き出して弱点を見つけるディクテーションの進め方
- 和訳に頼らず映像として英語を捉えるイメージ化のトレーニング
- 強く発音される語を頼りに大意をつかむ習慣
音声を追いかけて発声するシャドーイングの取り入れ方
シャドーイングは、再生される英語音声を聞きながら、ほぼ同時に自分の口で追いかけて発声するトレーニングです。
音のつながりや強弱のリズムを体で覚えられるため、ナチュラルスピードの英語に耳が慣れていくスピードが格段に上がります。
最初から準一級の過去問音声で行うのが難しければ、スクリプトを見ながら音声についていく「テキスト付きシャドーイング」から始めると無理なく取り組めるでしょう。
- スクリプトを見ながらのシャドーイングで音とテキストを一致させる
- 慣れてきたらスクリプトなしで音声だけを頼りに発声する
- 1つの音声素材を繰り返し使い、完全にスムーズについていけるまで反復する
シャドーイングは毎日10〜15分の短時間でも効果が出やすいため、通勤・通学時間を利用して習慣化するのがおすすめです。
聞いた英文を書き出して弱点を見つけるディクテーションの進め方
ディクテーションは、英語の音声を聞いてその内容を一語一語書き取るトレーニングです。
書き取った文章とスクリプトを照合することで、自分が「聞き取れていない箇所」がピンポイントで明らかになります。
冠詞や前置詞のような弱く発音される語、あるいは音の連結(リンキング)や脱落が起こる箇所は、ディクテーションで初めて認識できることも少なくありません。
- 30秒〜1分程度の短い音声を繰り返し聞いて書き取る
- 書き取った内容をスクリプトと突き合わせて、聞き取れなかった箇所を赤でマークする
- 聞き取れなかった原因を分析する(語彙不足か、音声変化への慣れ不足か)
ディクテーションは時間と手間がかかる反面、リスニングの弱点を最も正確に把握できる方法です。
週に2〜3回、短時間でも継続的に取り組むことで、着実に聞き取りの精度が向上していくでしょう。
和訳に頼らず映像として英語を捉えるイメージ化のトレーニング
リスニング中に英語を日本語に訳しながら理解しようとすると、音声のスピードに処理が追いつかなくなります。
準一級レベルの速度で流れる英語を処理するには、聞いた英語を日本語に変換するのではなく、場面や状況を映像として頭の中に描くイメージ化の力が必要です。
たとえば “She crossed the busy street to get to the café.” という文を聞いたとき、日本語に訳すのではなく、人通りの多い道路を渡ってカフェに向かう女性の姿を頭に浮かべるような感覚を目指します。
- 短い英文を聞いて、場面を映像として思い浮かべる練習をする
- 慣れてきたら段階的に長い英文で同じトレーニングを行う
- ニュースやポッドキャストを聞きながら映像的に内容を追う習慣をつける
この訓練を続けると、英語を英語のまま理解する回路が少しずつ構築されていき、リスニング中の処理速度が向上します。
強く発音される語を頼りに大意をつかむ習慣
英語の音声では、内容語(名詞、動詞、形容詞、副詞)は強く発音され、機能語(冠詞、前置詞、接続詞など)は弱く発音されるという明確な強弱のリズムがあります。
この特徴を活かし、強く聞こえる語を手がかりにして文全体の大意をつかむ聞き方を身につけると、すべてを聞き取れなくても内容を把握できるようになります。
たとえば “The government has decided to increase funding for renewable energy research.” という文であれば、government・decided・increase・funding・renewable energy・researchという内容語だけを拾うだけでも概要は十分つかめるでしょう。
- 強く発音される内容語に意識を集中させて聞く
- 機能語を聞き逃しても、内容語のつながりから意味を推測する
- 過去問の音声で「強く聞こえた語をメモ → 全体の意味を推測 → スクリプトで答え合わせ」を繰り返す
この訓練は、聞き取れない部分があっても焦らず全体像をつかむ力を養ううえで、非常に効果的です。
英検準一級のリスニングで押さえておきたい語彙と表現のポイント
リスニング力を支える基盤のひとつが語彙力です。
どれほど音を正確にキャッチできても、その単語の意味がわからなければ内容理解にはつながりません。
準一級のリスニングでは、単語をひとつひとつ日本語に置き換えるのではなく、文脈の中で瞬時に意味を捉えられるレベルの語彙力が求められます。
- 準一級で必要とされる語彙レベルはおよそ7,500〜9,000語
- 放送文と選択肢の間で行われるパラフレーズ(言い換え)への対応力が重要
- 因果関係や逆接を示すディスコースマーカーを聞き分ける力が正答率を左右する
以下では、語彙と表現の対策を4つの観点から掘り下げます。
- 受験者に必要とされる7500語から9000語の語彙レベル
- 放送文と選択肢で使われる言い換え表現への慣れ方
- 因果や逆接を示すつなぎ言葉に耳を慣らすコツ
- 大学中級レベルの幅広いテーマに対応する背景知識の補い方
受験者に必要とされる7500語から9000語の語彙レベル
英検準一級は「大学中級程度」のレベルとされており、求められる語彙量はおよそ7,500〜9,000語といわれています。
この数字は2級で必要とされる約5,000語から大幅に増えており、単語帳だけでなく普段から英語に触れる量を増やすことで定着を図る必要があります。
リスニング特有の課題として、文字では知っている単語でも音声で聞くと認識できないケースが多いため、語彙学習の際には必ず音声と一緒に覚えることが重要です。
| 級 | 語彙量の目安 | レベルの目安 |
|---|---|---|
| 2級 | 約5,100語 | 高校卒業程度 |
| 準一級 | 約7,500〜9,000語 | 大学中級程度 |
| 1級 | 約10,000〜15,000語 | 大学上級程度 |
単語帳で語彙を増やす際は、見出し語を目で追うだけでなく、必ず付属の音声を聞いて発音を確認する習慣をつけましょう。
放送文と選択肢で使われる言い換え表現への慣れ方
準一級のリスニングでは、放送文中に述べられた内容がそのまま選択肢に登場することは稀です。
たとえば放送文で “reduce costs” と言っていた内容が、選択肢では “cut expenses” と表現されるような言い換え(パラフレーズ)が頻繁に行われます。
この言い換えに対応するには、同義語・類義語のペアを意識的にストックしていく学習が有効です。
- 過去問を解いた際に、放送文と正答選択肢の表現を比較してパラフレーズのパターンを蓄積する
- 同義語辞典(シソーラス)を活用して、よく出る動詞・形容詞の言い換えを整理する
- 1つの意味を複数の表現で言い換える練習を日常的に行う
パラフレーズのパターンに慣れてくると、放送を聞きながら「この内容は選択肢のどの表現に対応しそうか」と予測できるようになり、解答スピードが格段に上がります。
因果や逆接を示すつなぎ言葉に耳を慣らすコツ
リスニングで論旨の展開を追ううえで強力な手がかりになるのが、ディスコースマーカー(つなぎ言葉)です。
“however” や “on the other hand” が聞こえれば逆接の内容が続くと予測できますし、”as a result” や “therefore” が出てくれば結論や帰結が述べられるとわかります。
これらのシグナルを聞き取れるようになると、文章の流れが見えやすくなり、質問で問われるポイントを先回りして意識できるようになります。
- 因果を示す表現の例:therefore, as a result, because of this, consequently
- 逆接・対比を示す表現の例:however, on the other hand, despite, although
- 追加・列挙を示す表現の例:furthermore, in addition, moreover, also
ディスコースマーカーが聞こえた瞬間に、「ここから話が転換する」「ここで結論が来る」と反射的に構えられるよう、過去問の音声を使って繰り返し練習することが大切です。
大学中級レベルの幅広いテーマに対応する背景知識の補い方
準一級のリスニング第2部では、環境問題、科学技術、歴史、心理学、ビジネスなど幅広いテーマが出題されます。
テーマに関する背景知識がまったくない状態で音声を聞くと、たとえ英語そのものは聞き取れても内容の理解に時間がかかってしまうことがあります。
逆に、テーマについてある程度の予備知識があれば、放送の展開を予測しながら聞けるため、情報の整理がスムーズに進みます。
- 英語のニュースサイトやポッドキャストで時事トピックに日常的に触れる
- 過去問で出題されたテーマをリストアップし、類似テーマの英文記事を読む
- 日本語のニュースでもよいので、科学・環境・国際社会の話題にアンテナを張っておく
背景知識の蓄積はリスニングだけでなく、リーディングやライティングにも波及効果があるため、日々の情報収集を英検対策の一環として位置づけるとよいでしょう。
英検準一級のリスニング対策に使える教材とアプリ
リスニング力を効果的に伸ばすには、質の高い教材を正しい方法で使いこなすことが欠かせません。
英検準一級のリスニング対策に活用できる教材は複数ありますが、過去問を中心に据えつつ、弱点補強用の問題集やアプリを組み合わせる使い方が最も効率的です。
| 教材の種類 | 用途 | 学習のタイミング |
|---|---|---|
| 公式サイトの過去問 | 出題傾向の把握・実力チェック | 学習初期と直前期 |
| 旺文社 過去問題集 | 本番形式での演習・解説による理解 | 学習中期〜直前期 |
| 分野別問題集 | 苦手パートの重点対策 | 弱点が判明した段階 |
| リスニングアプリ | スキマ時間での音声学習 | 通年で継続 |
ここからは、代表的な教材とアプリの具体的な活用法を解説します。
- 公益財団法人日本英語検定協会が公開する過去問の活用法
- 旺文社が出版する英検準一級向け過去問題集を使った演習の進め方
- 旺文社が出版する英検準一級のリスニング分野別問題集のメリット
- 旺文社のリスニング学習アプリ「英語の友」をスマホ学習に取り入れる方法
公益財団法人日本英語検定協会が公開する過去問の活用法
英検の公式サイトでは、直近の過去問の問題冊子とリスニング音源を無料で公開しています。
まず取り組むべきはこの公式過去問であり、実際の出題形式・音声スピード・難易度を体感するうえでこれ以上の教材はありません。
過去問に取り組む際は、本番と同じ条件(1回のみの再生、10秒の解答時間)を厳守して解くことが重要です。
- 初回は時間を計って本番さながらに解き、パートごとの正答率を把握する
- 2回目以降はスクリプトを確認しながら、聞き取れなかった箇所を分析する
- スクリプトを使ってシャドーイングやディクテーションの素材として再活用する
「一次試験の問題と解答がPDFでダウンロードできます。また、リスニングも聞くことができます。」
公式過去問は無料で手に入るため、対策の起点として必ず活用しましょう。
旺文社が出版する英検準一級向け過去問題集を使った演習の進め方
公式サイトで公開されている過去問だけでは演習量が不足する場合、旺文社の『英検準1級 過去6回全問題集』が有力な選択肢になります。
この問題集には過去6回分の試験が収録されており、別冊の解答解説も充実しているため、なぜその選択肢が正答なのかを論理的に理解しながら学習を進められます。
演習の進め方としては、まず1回分を通しで解いてから解説を読み、誤答した問題を重点的に復習するサイクルを繰り返すのが効果的です。
- 1回分を本番と同じ時間配分で通しで解く
- 解説を読み、正答の根拠となる放送文中の箇所を確認する
- 誤答した問題の音声を繰り返し聞き、聞き取れなかった原因を特定する
6回分を2周以上こなせれば、出題パターンへの慣れが十分に蓄積されるでしょう。
旺文社が出版する英検準一級のリスニング分野別問題集のメリット
特定のパートに苦手意識がある受験者には、『英検分野別ターゲット 英検準1級 リスニング問題 改訂版』がおすすめです。
この問題集は練習問題92問と模擬テスト58問の合計150問で構成されており、パートごとに異なるアプローチを問題パターン別に習得できる構成になっています。
各セクションの冒頭に攻略ポイントが掲載されているため、闇雲に問題を解くのではなく、戦略的に弱点を克服していけるのが大きな利点です。
- Part 1・Part 2・Part 3それぞれに対策が分かれているため、苦手パートを集中的に鍛えられる
- 攻略ポイントを読んでからオリジナル問題に取り組む流れで、理解と実践を両立できる
- 模擬テスト2回分で本番形式のシミュレーションも可能
分野別に弱点をつぶしたうえで過去問演習に戻ると、正答率の伸びを実感しやすくなるでしょう。
旺文社のリスニング学習アプリ「英語の友」をスマホ学習に取り入れる方法
旺文社が提供するリスニングアプリ「英語の友」は、同社の英検対策書籍に対応した音声をスマートフォンで手軽に再生できるアプリです。
過去問題集や分野別問題集に付属する音声を持ち歩けるため、通勤・通学のスキマ時間をリスニング学習に充てられるのが最大の利点といえます。
学習の進捗管理機能や単語テスト機能も備わっており、書籍と組み合わせることで学習効率が大幅に向上します。
- 対応書籍のパスワードを入力すると、リスニング音声を無料で利用できる
- 再生速度の調整機能を使えば、スロー再生で細部を確認したり、高速再生で負荷をかけたりと柔軟に練習できる
- 毎日の学習時間を記録できるため、モチベーション維持にも役立つ
机に向かう時間だけがリスニング対策ではありません。
移動中やちょっとした空き時間にアプリで音声を聞く習慣をつければ、日々の学習量を無理なく底上げできるでしょう。
英検準一級のリスニングを本番で乗り切るための直前準備と心構え
リスニング対策は長期的に取り組むものですが、試験が近づいてきた段階では学習の内容や優先順位を見直す必要があります。
直前期には新しい教材に手を出すよりも、これまでの学習で使った素材を復習し、本番のシミュレーションを重ねるほうが効果的です。
また、当日のコンディション管理も軽視できないポイントであり、リスニングは特に体調や集中力の影響を受けやすい技能です。
- 試験3ヶ月前から直前までの学習内容を段階的に調整する
- 当日の音量チェックや耳慣らしで、開始直後から集中できる状態をつくる
- 聞き取れなかった問題への対処法をあらかじめ決めておく
最後の仕上げとして、以下のセクションでは時期別の学習計画と当日の注意点を解説します。
試験3ヶ月前、1ヶ月前、1週間前で取り組むべき内容
リスニング対策は一朝一夕で完成するものではないため、試験日から逆算して段階的に学習内容を変えていくのが理想的です。
3ヶ月前は基礎力の底上げを中心に据え、1ヶ月前からは本番形式の演習に比重を移し、1週間前には仕上げと調整に専念するのが効果的な進め方です。
| 時期 | 取り組むべき内容 |
|---|---|
| 3ヶ月前 | シャドーイング・ディクテーションで基礎リスニング力を強化する |
| 1ヶ月前 | 過去問・模擬テストを本番形式で解き、時間感覚と集中力を訓練する |
| 1週間前 | 間違えた問題を中心に復習し、新しい素材には手を出さない |
直前期に新しい教材に手を広げると、消化不良のまま本番を迎えるリスクが高まります。
「やったことの精度を上げる」ことに集中するほうが、本番で安定したパフォーマンスを発揮しやすくなるでしょう。
試験当日の音量チェックと耳慣らしの工夫
試験当日は、会場に到着してからリスニング開始までの時間をどう過ごすかも重要なポイントです。
自宅を出る前にイヤホンで英語の音声を5〜10分程度聞いておくと、英語の音に耳が慣れた状態で試験に臨めます。
さらに、会場ではリスニング開始時にDirections(説明文)が放送されるため、その音声で会場の音量や音質を確認し、必要に応じて聞こえ方に意識を合わせておきましょう。
- 自宅から会場までの移動中に、過去問のリスニング音声を軽く聞いておく
- Directionsの放送中に音量と音質を把握し、聞き取りやすい姿勢を調整する
- 筆記試験中にリスニングのことを気にしすぎず、先読みの時間を確保することに集中する
当日のコンディションは些細なことで左右されるため、前日は十分な睡眠を確保し、余裕を持って会場に到着できるスケジュールを組んでおくことも忘れずに。
聞き取れなかった問題を引きずらず次に切り替える習慣
リスニング試験の30分間で、すべての問題を完璧に聞き取れる受験者はほとんどいません。
聞き取れなかった問題に気を取られて考え込んでしまうと、次の問題の先読み時間を失い、連続して失点するという悪循環に陥る危険があります。
音声は待ってくれないため、「わからない問題は割り切って次に進む」という判断を素早くできるかどうかが、リスニング全体のスコアを大きく左右するのです。
- 迷ったら10秒以内にベストだと思う選択肢をマークして次に集中する
- 全問正解を目指すのではなく、確実に取れる問題を取りこぼさないことを意識する
- 演習の段階から「1問捨てて次に切り替える」練習を意識的に行う
この切り替えの習慣は、普段の演習でも本番と同じ条件で練習しておかなければ身につきません。
1回再生・10秒解答のルールを徹底した演習を重ねることで、本番でも冷静に対応できるメンタルが養われていくでしょう。
