英検準2級ライティングの決まり文句で高得点!書き出しから締めまで使える厳選フレーズ

英検準2級のライティングは、2024年度第1回から「意見論述」と「Eメール」の2題構成に変更されました。

どちらの問題にも書き出しや理由展開、結論の締め方にはパターンがあり、使い慣れたフレーズを持っておくと解答のスピードと安定感が大きく変わります

ただし、フレーズを暗記するだけでは高得点につながりにくいのも事実で、採点基準の4観点(内容・構成・語彙・文法)を踏まえたうえで、どこにどう配置するかまで意識することが大切です。

この記事でわかること
  • 意見論述では「自分の立場→理由2つ→結論」を50〜60語で組み立てる
  • Eメールでは相手への感想・質問・返答を自然な文面でまとめる
  • 定番フレーズを軸にすることで、構成の崩れや語数不足を防げる

この記事では、場面別のフレーズ集にくわえ、テンプレートや練習法、採点基準の読み解き方までまとめて紹介していきます。

目次

英検準2級ライティングで使える決まり文句【早見表】

ライティングで安定した解答を作るには、場面ごとに使えるフレーズを事前にストックしておくことが欠かせません。

準2級の出題は日常生活や学校生活に関するテーマが中心で、難解な語彙よりも中学〜高校初級レベルの表現を正確に使いこなせるかが問われます。

ここからは「書き出し」「理由」「具体例」「結論」「Eメール」の5場面に分けて、すぐに使えるフレーズを一覧で整理していきます。

場面役割フレーズあたりの語数目安
書き出し自分の意見を明示する5〜10語
理由意見を支える根拠をつなぐ3〜6語
具体例理由に説得力を加える4〜8語
結論全体をまとめて締める5〜10語
Eメール感想・質問・返答を自然に書く3〜8語

各フレーズは丸暗記するのではなく、テーマに応じて主語や動詞を入れ替えながら使えるようにしておくと、本番で柔軟に対応できます。

意見を伝えるときの書き出しフレーズ

意見論述の最初の一文では、設問に対する自分の立場をはっきり示すことが求められます。

準2級の設問は “Do you think …?” の形式が多いため、”I think that …” で始めるのが最もシンプルかつ確実な方法です。

曖昧に書き始めると採点基準の「内容」で評価が伸びにくいので、冒頭で賛成・反対の立場を明言するよう意識してみてください。

  • I think that … ― 最も汎用性が高く、どんなテーマにも対応できる
  • I believe that … ― “think” よりやや確信度が高い印象を与える
  • I agree / disagree with the idea that … ― 賛否を問う設問でそのまま使える
  • In my opinion, … ― 文頭に置くことで意見であることを明確に示せる

“I think that students should read more books.” のように、”that” のあとに主語+動詞を続けると自然な文になります。

“I think so.” のような短すぎる表現だけで終わらせず、必ずそのあとに具体的な内容を続けましょう。

理由を述べるときのつなぎフレーズ

意見を述べたあとは、その根拠となる理由を2つ示す流れに入ります。

準2級の意見論述では「理由を2つ書きなさい」と指示されるため、1つ目と2つ目を明確に区別するつなぎ表現が構成面で重要な役割を果たします。

理由の前に接続表現を置くだけで文章全体の論理的なつながりが整い、採点基準の「構成」で評価されやすくなります

つなぎフレーズ使いどころ
First, … / Second, …1つ目・2つ目の理由を順序立てて示す
One reason is that …理由を文の形で丁寧に導入したいとき
Also, … / In addition, …2つ目の理由を追加情報として加えるとき
Because …理由を直接的に述べるとき(文中で使う)
This is because …前の文の理由を補足するとき

“First, reading books helps us learn new words.” のように、つなぎのあとにすぐ具体的な内容を書くと語数を自然に稼げます。

“First” と “Second” の組み合わせが最もオーソドックスですが、“One reason is that … Another reason is that …” に変えると語数が増え、文が丁寧な印象にもなるため覚えておくと便利です。

具体例を加えるときのフレーズ

理由を述べたあとに具体例を1文加えるだけで、説得力が高まると同時に語数の底上げにもつながります

準2級では50〜60語の指定があり理由だけでは不足しがちなので、具体例を入れる習慣をつけておくと安定して範囲内に収まるようになります。

身近な体験やイメージしやすい場面を挙げると、文章の流れを崩さずに例を盛り込めます。

  • For example, … ― 最も使いやすい定番フレーズで幅広い場面に対応する
  • For instance, … ― “For example” の言い換えとして語彙の幅を見せられる
  • such as A and B ― 文中に組み込む形で複数の例を挙げるときに便利
  • like … ― カジュアルな表現だが準2級レベルでは問題なく使える

“For example, my sister reads English books every day and her vocabulary has improved a lot.” のように、身近な人物を主語にすると具体性が増します。

1つ目の理由で “For example” を使ったら、2つ目では “such as” に切り替えると表現が単調になりません。

結論をまとめるときの締めフレーズ

結論は、書き出しで示した意見をもう一度まとめ直すパートです。

新しい理由や情報を追加するのではなく、すでに述べた内容を別の表現で簡潔に繰り返すのがこのパートの役割になります。

1〜2文、語数にして10語前後に収めるのが理想的で、長く書きすぎると語数オーバーのリスクが出てきます。

締めフレーズニュアンス
That is why I think …理由を受けて結論に落とし込む自然な流れ
For these reasons, I believe …複数の理由を総括する丁寧なまとめ方
Therefore, I think …「したがって」と論理的に締める
In conclusion, …フォーマルな印象を与える締め表現

“For these reasons, I believe that reading is very important for students.” のように、書き出しで “I think” を使った場合は結論で “I believe” に置き換えると語彙の重複を避けられます。

この「書き出しと結論で表現を変える」テクニックは、語彙の多様性が評価される準2級では特に有効です。

Eメールで使える感想・質問・返答フレーズ

2024年度から追加されたEメール問題では、送られてきたメールに対して感想を伝えたり、質問をしたり、相手の問いかけに答えたりする力が試されます。

意見論述とは異なり、友人同士のカジュアルなやり取りを想定しているため、日常的なコミュニケーション表現を押さえておくことが大切です。

指示文には「2つの質問に答え、さらに1つ質問をする」といった条件が書かれているので、必ず条件をすべて満たすよう意識しましょう

  • That sounds great / fun / interesting. ― 相手の報告に好意的な感想を伝える
  • I’m glad to hear that. ― 良い知らせへの反応として自然に使える
  • What kind of … do you …? ― 相手に追加情報をたずねる質問文
  • How long / How often …? ― 頻度や期間についてたずねるときに便利
  • I think you should … ― 相手にアドバイスを求められたときの返答

“That sounds fun. I want to try it, too.” のように、感想のあとに自分の気持ちを一言添えると文が自然につながります。

Eメール問題は意見論述よりも語数の目安がやや少ない傾向にありますが、各条件に対して2〜3文ずつ書くと適切なボリュームに仕上がるでしょう。

決まり文句を活かす解答テンプレート

フレーズを覚えていても、本番で時間内にまとまった文章を書くのは意外と難しいものです。

あらかじめ構成の型を決めておけば、書き始めてから「次に何を書こう」と迷う時間を省いて、内容の検討に集中できます。

ここでは意見論述とEメールそれぞれのテンプレートを、記入例つきで紹介します。

テンプレートを使う利点具体的な効果
構成が安定する「意見→理由→結論」の論理展開が崩れにくい
語数の見通しが立つ各パートの語数配分をあらかじめ計算できる
時間を短縮できる型に沿って書くことで1題あたり10分前後に抑えられる

テンプレートに頼りすぎてテーマと関係のない内容を書いてしまうと逆効果なので、あくまで骨組みとして活用し、中身はテーマに合わせて変えてください。

意見論述問題に回答するとき

意見論述のテンプレートは「意見1文+理由2つ+結論1文」の4パート構成が基本です。

各パートに10〜15語ずつ割り振ると50〜60語に自然と収まり、書きすぎ・書き足りないといったトラブルを防ぎやすくなります。

テーマを「学生はもっと本を読むべきか」とした場合の記入例を見てみましょう。

パート英文語数
意見I think that students should read more books.9語
理由1First, reading helps us learn many new words.9語
具体例For example, I learned many English words by reading stories.11語
理由2Second, we can learn about different cultures through books.10語
結論For these reasons, I believe reading is very important.9語

合計は48語で、具体例をもう1文加えるか理由の補足を入れると50〜60語の範囲にぴったり届きます。

テンプレートの各パートに使うフレーズを事前に決めておけば、試験中に迷う時間はほぼなくなるはずです。

Eメール問題に回答するとき

Eメール問題では、相手のメールに含まれる質問に的確に返答しつつ、こちらからも質問を1つ投げかけるという流れが基本になります。

意見論述のように賛成・反対を示す必要はなく、相手の話題に自然に反応する会話力が問われるのが特徴です。

指示文をよく読み、「何に答え、何をたずねるのか」を整理してから書き始めると条件の抜け漏れを防げます。

パート英文語数
感想That sounds really fun.5語
返答1I usually go to the park on weekends.8語
返答2I think you should bring a hat because it will be sunny.12語
質問How many people will come to the party?8語

合計は33語で、各返答に1文ずつ補足を加えると40〜50語に届きます。

質問は “What / How / When / Where” で始めると自然な疑問文になり、過度にかしこまった表現を使うよりも友人同士のやり取りらしさが出せます。

英検準2級ライティングの採点基準と配点

ライティングで高得点を狙うには、採点者がどの観点を見ているのかを把握しておくことが欠かせません。

英検準2級のライティングは、意見論述・Eメールの各問題につき「内容」「構成」「語彙」「文法」の4観点で採点され、それぞれ0〜4点の5段階評価です。

1問あたりの満点は16点、2問合計で32点となり、このスコアがCSEスコアに換算されます。

「各観点にバランスよく得点することが合格のカギとなります。」

※引用元:日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定についてのご案内」

観点評価のポイント満点
内容(Content)問いに対して適切に答えているか、理由や説明が十分か4点
構成(Organization)意見→理由→結論の流れが論理的につながっているか4点
語彙(Vocabulary)テーマに合った語彙を正確かつ多様に使えているか4点
文法(Grammar)文法ミスが少なく、適切な文構造で書けているか4点

4観点のうちどれか1つでも0点になると合計点が大きく下がるため、得意な観点を伸ばすよりも苦手な観点をなくすほうが全体の底上げにつながります

たとえば内容が満点でもスペルミスが目立てば「語彙」や「文法」で減点されるので、フレーズの暗記と同時に正確に書き写す力も鍛えておきましょう。

減点されないために押さえたい注意点

フレーズや構成を身につけたあとに差がつくのは、ケアレスミスをどれだけ減らせるかという部分です。

内容や構成が良くてもスペル・文法のミスが目立つとスコアに響いてしまうため、ここでは特に多い減点パターンを3つに分けて整理します。

どれも事前の対策で防げるものばかりなので、練習段階からチェックの習慣をつけておくと本番でも自然に見直しができるようになります。

特に多い減点パターン
  • 同じ単語や表現の繰り返しは「語彙」の観点で低評価につながる
  • スペル・時制・複数形のミスは準2級受験者が最もやりがちなエラー
  • 語数不足はそれだけで大幅な減点要因になりうる

以下では、それぞれの対策を具体的に掘り下げていきます。

同じ表現の繰り返しを避ける言い換えのコツ

解答の中で “good” や “important” といった同じ形容詞を何度も使うと、語彙の多様性が評価されにくくなります。

言い換えのコツは難しい単語を無理に使うことではなく、すでに知っている単語の中から別の選択肢を選ぶことです。

準2級レベルの語彙であれば、以下のような置き換えをするだけで十分に効果があります。

もとの表現言い換え候補
goodgreat / nice / useful / helpful
importantnecessary / valuable / essential
I thinkI believe / In my opinion
manya lot of / various / several
likeenjoy / be interested in / be fond of

形容詞だけでなく動詞の言い換えも効果的で、”I like reading.” を “I enjoy reading.” にする程度の変更であればミスのリスクを増やさず語彙点を伸ばせます。

「まったく別の単語に置き換える」のではなく「知っている範囲で少しずらす」という意識を持つと、準2級の語彙レベルから外れずに済むでしょう。

スペル・時制・複数形のセルフチェックリスト

ライティングの見直しでは、何となく全体を読み返すよりもチェック項目を決めて1つずつ確認するほうが効率的です。

準2級受験者に多いミスはスペルの書き間違い・時制の不一致・名詞の単複混同の3つで、試験の残り時間にこの順番で見直すだけでもかなりの失点を防げます。

以下のリストを練習時から毎回使うことで、確認作業そのものが習慣として定着していきます。

  • スペル ― “because” を “becouse” と書くなど、母音の入れ違いが頻出する
  • 時制 ― 文全体を現在形で統一しているか、過去の体験だけ過去形にしているか
  • 複数形 ― “many book” のように数量表現と名詞の形が合っていないケース
  • 三単現の -s ― “She play tennis.” のように動詞の変化を忘れるパターン
  • 冠詞 ― “a” と “the” の完璧な使い分けは不要だが、明らかな抜けは減点対象になりうる

添削を受ける前に自分で一度このリストを通すと、添削で指摘されるミスが減り、より高度なフィードバック(表現の自然さや論理展開など)を受けやすくなります。

50〜60語に届かないときの語数の増やし方

意見と理由を書いたのに40語程度しかないというケースは、準2級の受験者にとって珍しくありません。

語数不足は採点に影響する可能性があるため、すでに書いた内容を膨らませるアプローチを知っておくと安心です。

やみくもに文を足すのではなく、テーマの範囲内で情報を補うのがポイントになります。

スクロールできます
テクニック追加語数の目安具体例
具体例を1文追加する8〜12語“For example, I read English news every morning.”
理由に補足説明を加える6〜10語“This is because reading improves our knowledge.”
形容詞・副詞を足す2〜4語“important” → “very important for young students”
結論を丁寧に書く3〜5語“I think so.” → “For these reasons, I believe …”

テーマと関係のない文を追加して語数を稼ごうとすると、かえって「内容」の観点で評価が下がるリスクがあります。

たとえば「本を読むべきか」というテーマで突然スポーツの話を始めると内容の一貫性が損なわれるので、語数調整は必ず同じテーマの中で行ってください

決まり文句を定着させる練習法

フレーズやテンプレートは、覚えた段階ではまだ「知識」にすぎず、本番でスムーズに使えるようにするには繰り返しの実践練習が必要です。

英検のライティングは手書きで解答するため、頭の中で英文を組み立てるだけでなく、実際にペンを動かして書く訓練も欠かせません。

ここでは練習の進め方、添削の活かし方、時間配分の3点を順に取り上げていきます。

練習で押さえる3つのポイント
  • 過去問で実際に書く練習を繰り返すとフレーズの定着率が上がる
  • 添削を受けると自分では気づけない弱点が可視化される
  • 時間配分を練習段階からシミュレーションしておくと本番で焦りにくい

過去問を使った実践演習の進め方

練習素材としては、日本英語検定協会の公式サイトで公開されている過去問が最も信頼性が高く、本番と同じ形式で取り組めます。

直近3回分の過去問と解答例が無料でダウンロードできるため、まずはここから始めるのがおすすめです。

演習はいきなり時間を計るのではなく、段階的にステップアップしていくと効果的に進められます。

ステップ練習内容目的
第1段階テンプレートを見ながら書く構成の型を体に覚えさせる
第2段階テンプレートなしで書くフレーズを自力で思い出す力をつける
第3段階制限時間内に書く本番のペースに慣れる

第1段階では1問に15分かかっても構わないので、テンプレートを手元に置きながらていねいに書いてみてください。

テンプレートなしでも「意見→理由→結論」の流れをスムーズに書けるようになったら第2段階は卒業で、第3段階では1問あたり10〜15分を目標に、語数カウントと見直しの時間まで含めて練習しましょう。

添削フィードバックで伸ばすポイント

自分で書いた英文を自分だけで見直しても、ミスや改善点に気づけない部分は必ず残ります。

第三者に添削してもらうことで、スペルや文法の誤りだけでなく、より自然な表現への書き換えや論理展開の弱点まで指摘を受けられるのが大きなメリットです。

学校の先生に見てもらうほか、オンラインの英文添削サービスを活用する方法もあります。

  • 指摘されたミスは同じパターンごとにまとめてノートに記録する
  • 修正前と修正後の文をセットで書き出すと記憶に残りやすい
  • 同じミスが3回以上続いたら、そのパターンに特化した練習を追加する

添削を受けっぱなしにせず、指摘を次の練習に反映させるサイクルを回すことが上達への近道です。

たとえば時制のミスが多いと指摘されたなら、次の練習では書き終えたあとに時制だけを集中チェックする時間を設けるといった工夫が有効でしょう。

本番での時間配分の目安

英検準2級の筆記試験はリーディングとライティングを合わせて80分間で、ライティングに使える時間はそのうちの一部にすぎません。

2題構成になったことで以前より時間管理の重要性が増しており、あらかじめ配分を決めておかないと最後の問題が中途半端になるリスクがあります。

練習段階から以下のペースを意識しておくと、本番で慌てずに済みます。

作業目安の時間
意見論述(構想+記述)10〜12分
Eメール(構想+記述)8〜10分
見直し(2題分まとめて)3〜5分
合計約20〜25分

リーディングを先に解いてから残り時間でライティングに取りかかる受験者が多い一方、ライティングを先に片付ける方法もあり、どちらが合うかは模試で試して決めるのがベストです。

テンプレートが身についていれば構想に使う時間は1〜2分で済むため、残りを記述と見直しに回してケアレスミスを最小限に抑えましょう。

英検準2級ライティングについてのよくある質問

ライティング対策を進めるなかで受験者からよく寄せられる疑問を3つ取り上げ、それぞれの考え方を整理しました。

試験への不安や誤解を事前に解消しておくと、対策の方向性がぶれにくくなります。

よくある質問
  • 決まり文句の使いすぎは減点になるのか
  • 意見論述とEメールの解答順はどちらがよいか
  • ライティング単体で合格点に届くのか

決まり文句を使いすぎると減点される?

決まり文句を使うこと自体が減点対象になるわけではありません。

採点基準はあくまで「内容」「構成」「語彙」「文法」の4観点であり、定型フレーズの使用を禁止するルールは存在しないためです。

ただし、いくつか気をつけたいポイントがあります。

  • フレーズだけで埋めてテーマに関係のない内容になると「内容」で低評価になる
  • フレーズの文法を間違えたまま覚えていると、かえってミスの原因になる
  • 理由や具体例にはテーマ固有の情報を盛り込む必要がある

つまり、決まり文句は「正しく覚えて、テーマに合わせて使う」限りは強力な武器になります。

フレーズに頼りきりで中身が空っぽにならないよう、理由のパートでは自分の考えや身近な例を具体的に書くことを意識してください。

意見論述とEメール、どちらから解くべき?

どちらから解いても採点には影響しないため、「自分がやりやすい順番」で構いません

ただし、多くの受験者にとっては意見論述のほうが構成をパターン化しやすく、先に済ませるとリズムをつかみやすい傾向があります。

一方、Eメールのほうが語数の目安が少ないため、短い問題から片付けて安心感を得る戦略も有効です。

順番メリットデメリット
意見論述→Eメール型どおりに確実にスタートできる意見論述に時間をかけすぎるとEメールが駆け足になる
Eメール→意見論述短い問題を先に終わらせて余裕を持てるEメールで悩むと意見論述の時間が圧迫される

模試や過去問で両方の順番を試し、自分に合った解答順を見つけておきましょう。

試験前に「この順番で解く」と決めておくだけでも、開始直後に迷う時間を省けます

ライティングだけで合格点は取れる?

英検準2級はリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能をCSEスコアで合算して合否が判定されるため、ライティングだけで合格が決まることはありません。

ただし、ライティングはほかの技能と比べて対策の成果が出やすく、短期間でスコアを伸ばしやすい技能といわれています。

「各技能にスコアの均等化を行っているため、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。」

※引用元:日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定についてのご案内」

  • 準2級一次試験の合格基準スコアは1322(満点1800)とされている
  • ライティングの配点は全体の約3分の1を占め、得点効率が高い
  • 満点に近い得点を取れれば、リーディングやリスニングの多少の失点をカバーできる

とはいえ、ライティングだけに依存する戦略はリスクが大きいので、リーディングとリスニングでも合格ラインを超える力を並行してつけておくのが安全です。

ライティングを「得点源」として伸ばしつつ、ほかの技能もバランスよく対策するのが合格への最短ルートといえるでしょう。

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